肩の機能障害、肩の痛み(五十肩)についてお伝えします。
上腕骨頭が関節窩上方へ引き上げられている。
普通に考えれば、棘上筋の短縮ですが、、、
その原因は、実は。。。
どうも(^_^)
元プロ野球選手の清原さんが覚醒剤で逮捕されましたね。
男気にあふれていて結構好きだったので私もショックです。。。
そのニュースを見ながら、、、
私「やっぱ覚醒剤って依存症になってしまうんやな~怖いわ~(;´Д`)」
嫁さん「あんたも骨と筋肉の依存症やし人の事言えんやろ(-_-メ)」
。。。
何も言い返せない男です。。。(T_T)
さて、今回もトリガーポイントシリーズです。
肩甲下筋トリガーポイントについて勉強して行きたいと思います。
肩甲下筋。。。

これもまた、ローテーターカフの一つで、骨頭の前方を覆うように付着しています。
この筋は力の強い筋であり、もちろん骨頭を関節窩に引き付けて安定させておく役割を担います。
また、上腕骨の内旋運動の補助もします。
肩甲骨の内側にある筋である事から、触診するのは困難だと思われがちで、アプローチの対象にしていないセラピストがいるようですが、、、
正しく触診出来れば、全然アプローチ可能です。
むしろ、この筋は肩の障害ではアプローチは必須です。
この肩甲下筋のトリガーポイントの事を知らないと、肩の障害の回復が遅れ、患者さんに痛い思いを長い期間させる事になり得ます。
肩甲下筋のトリガーポイントの誘発部位はこの辺りに発生する事が多く、肩甲骨の外縁に多く発生する。

関連痛は、肩後面の深部に及ぶ痛みで手背にも痛みが出る事があります。
この二つの部位に疼痛を訴えるようならば、それは肩甲下筋からくる関連痛の可能性が高いですね。
また、肩関節がスムーズな運動を遂行するには、4つのローテーターカフがバランスよく機能する必要があります。
骨頭の前面を補強しているのが肩甲下筋であるが、ここの機能不全が起これば、、、
棘上筋、棘下筋の働きが優位になり、骨頭の上方への引き上げが強くなり、インピンジメントを起こす場合がある。
この場合、肩甲下筋だけではなく他のカフ筋にもトリガーポイントを生じさせる。
ここのトリガーポイントが発生しやすい要因として、、、
転倒などにより発生した痛みがトリガーポイントを発生させる。
または、長期間の固定により発生する事もある。
そして、肩甲下筋の触診ですが、、、
この様に、手指を肩甲下カに進入させ、少し肩甲骨側へカールさせることで触れることが出来る。
この様な場所への触診のポイントですが、、、
触診の際に触れる側に力が入っていると、その緊張が患者さんに伝わります。
患者さんにリラックスしてもらうのはもちろん、触診する側もリラックスしていなければなりません。
正確に触診できるようにし、患者さんの肩の痛みを取り除けるようにならねばなりません。
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院長 森 隆久